Jan 10
2007
念珠の話7 -浄土宗の念珠-

浄土宗は、非常に個性的な念珠を考案しました。日課念珠といいます。法然上人の弟子の阿波之介という人物が考案されたと伝えられています。
南無阿弥陀仏と念仏を唱え、その唱えた数を数える道具として考案されたのです。(念珠の起源が思い起こされます。)男女で数が違うのですが、男性用の三万繰日課念珠は二つ輪が輪違いで繋がり一方が27個、もう一方が20個、玉があります。そして、房が一つ下がり、丸い房玉が6個、平たい房玉が10個入ります。
念仏を一回唱える毎に玉を一個爪繰り、全ての玉を掛け合わせると、27×20×6×10=32,400回(108の300倍)念仏を唱えられるのです。三万繰という名は32,400回から来ています。女性用は六万繰日課念珠といい、男性用の2倍 64,800回念仏を唱えるのです。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、・・・・・と何万回も念仏を唱え、西方浄土に極楽往生する。
まさに、日課念珠は浄土宗の教義を表しているといえます。
安田念珠店社長 安田容造
by 管理者 at 13:12
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