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2006年09月15日

念珠の話2 -念珠の起源-

様々な数珠_安田念珠店

前回は私共の店の起源をお話し致しました。今回は、念珠の起源についてお話したいと思います。

今、私達が使う念珠は、仏教の伝来とともに大陸から伝わり、日本の仏教の歴史と共に進化し今日に至っています。その起源は、仏教と同じく古代インドにあります。ご存じの様に、仏教はお釈迦様によって、紀元前六世紀頃(諸説があります)成立しました。その時、仏教は、当時古代バラモン教が使っていたと思われる念珠の原型であるものを取り入れました。それが、仏教における念珠の起源です(キリスト教で使われるロザリオもインドから伝わったといわれています)。

その後、北伝仏教と共に念珠の原型は北インドから中央アジア、そしてシルクロードを経て中国に伝わり、その後朝鮮半島を経て紀元六世紀にその終点の日本に伝わります。そして、日本仏教の発展の歴史の中で進化を遂げ、現在我々が見る様々な様式の念珠が出来上がるのです。言い換えれば、世界中で最も進化した念珠が日本で見られるといってもよいのです。

安田念珠店社長 安田容造

2006年09月05日

念珠の話1 -安田念珠店の歴史-

安田念珠店

私共の店、安田念珠店は江戸時代の初期 天和三年(西暦1683年)に現在の住所(京都市中京区寺町通六角角)で、初代 藤屋宗次郎が創業致しました。
江戸時代初期の京都の名所案内の書物、「京雀」 「京羽二重」には、『寺町通誓願寺に珠数屋がある』と記されています(江戸時代の初期、現在の六角通は、誓願寺通と呼ばれていました)。

当時、誓願寺は京都でも有数のお参りの多いお寺で、多くの参詣客で溢れていたのでしょう(現在、誓願寺は、浄土宗西山深草派の総本山として、京都一の繁華街 新京極の真ん中に位置します)。
その参拝客を相手に念珠を商い始めたのが、私共の店の起源であろうと思われます。

以来三百二十余年、同じ場所で、同じ商品を、十代にわたって作り、商って参りました。
明治以降も日本の仏教の首都であった京都だからこそ、この歴史と伝統を保ってこられたのだと思います。
安田念珠店社長 安田容造

2006年09月04日

安田念珠店様

-臨黄ネット事務局より-

今回より、安田念珠店社長・安田容造氏による、「念珠の話」を11回に亘り
連載させていただきます。
今まで知らなかった念珠の事、安田念珠店さんの古い歴史の話など、いろ
いろな事をお話いただきます。
どうぞお楽しみに!