トップページ » 1.禅文化研究所の仕事

所長出演番組 テレビ放映情報




100630.jpg

弊所所長・西村惠信出演予定のテレビ番組の御案内です。
是非ご覧ください。

-比叡の光-

★第1週目「親子の絆①」

7/17(土)8:45~9:00 東京メトロポリタンTV
7/18(日)7:45~8:00 びわこ放送
       8:45~9:00 京都放送

★第2週目「親子の絆②」

7/24(土)8:45~9:00 東京メトロポリタンTV
7/25(日)7:45~8:00 びわこ放送
       8:45~9:00 京都放送

★第3週目「親子の絆③」

7/31(土)8:45~9:00 東京メトロポリタンTV
8/1 (日)7:45~8:00 びわこ放送
       8:45~9:00 京都放送

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

白隠禅師仮名法語の板木




20100323-1.jpg

禅文化研究所で、平成7年から7年間にわたり行なっていた、「特別事業 『白隠禅師自筆刻本集成』」。

白隠禅師みずからの筆跡を梓に刻んだ仮名法語本は、残された原版本も少なく、散逸の危機に瀕していたため、現存する最良の版本を元に、旧来の伝統的な木版技術によって忠実に模刻し、長期保存に耐え得る和紙に刷り、禅師の息吹を伝える往時そのままの木版本として完全に復元したのが、この事業であった。
当時、最良とされる版本のコピーを取り、それにホワイトを塗って汚れを消すという肩の凝る作業を、長い間やっていたことを思い出す。汚れを取ったコピーは、中国に送られ、中国にて木版を作るということだった。日本人でも読めないような変体仮名の法語を中国人が刻るというのだから、なかなかスリルのある仕事であった。
さて、その結果は上々で、日本で丁寧に製本され、出来上がった版本は、特別事業賛助者に頒布されたのである。
その折に使われた版木は、全冊の印刷完了後に日本に送られてきたので、ずっと弊所で保存していたのだが、保存場所としていたところが使えなくなってしまうため、このたび花園大学の国際禅学研究所で預かっていただくことになった次第。
国際禅学研究所には、当時、禅文化研究所で、この事業を中心となって牽引されていた、芳澤勝弘教授がおられる。白隠研究の第一人者だ。


20100323-2.jpg

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

予算編成雑感

新年度に向けた本格的な予算編成の作業を行なっている。
公益法人に課せられた義務なのだが、国や地方公共団体からの助成金で運営している法人と違い、当研究所は特定の寺院からの補助はあるものの、収入の殆どは出版を中心とした事業の収益で運営しなければならない。営利企業と変わらない自助努力が必要なのである。
事業計画に基づき予算書を作成してゆくのだが、収入の見通しは不透明なところが多く、経費を切り詰めるにも限度があり、事業規模の小さな法人とはいえ頭を悩ますことになる。
加えて公益法人制度改革に伴い公益財団法人への移行を目指すことになり、新年度に公益認定に関する書類を提出するための作業も行なわなければならない。この制度改革は、天下りを抱えた公益法人の不祥事が発端となっているのだが、移行認定までの厖大な資料の作成や、認定後も毎年行なわれる審査基準のクリアなど、小さな法人にとっては事務負担も多く、余計な仕事を増やしてくれるなと行政に文句の一つも言いたくなる。
しかし、認定されれば現在税務上では収益と見做されている出版事業が公益事業と判断されることや、会計を含めた情報公開によって法人の実態を広く一般に知ってもらい、活動への支援者を獲得できるなどの利点は大きい。
何かと面倒だなと思いつつ仕事をこなす毎日である。

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

本年も宜しくお願い申し上げます。

090106.jpg

皆様こんにちは。
本日より禅文化研究所は通常通り業務を行っております。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、皆様はどのような年の暮れ、お正月を過ごされましたでしょうか。
今年の目標!はお決まりになられましたか?

私は昨年、同年代の女性で、とても素敵な生き方をされているな……と、元フジテレビアナウンサーの深澤里奈さんのブログを拝読し始めました。
ある日のブログで、「変化することを恐れない生き方」に感銘を受けました。
中でも、

歴史の中で「生き残ることができるもの」とはなんだったのかを紐解いてみると、それは強いものでも、美しいものでもなく、『変化できるもの』なのでした。
変化し、進化し続けるものだけが、生き残れるのです。


こちらの文章にハッとさせられました。それまでは、自分の中に、「美しいものこそ」というとらわれのような観念があったのです。
そういえば、京都には「美しいもの」はたくさんあり、伝統文化を守り続ける方々がたくさんおられます。
一見、古いものをただただそのままの状態で守り続けているかのように思われがちですが、身近に接していると、確かに変化を恐れない、柔軟な考えに遭遇し、何度も驚かされる事がありました。

本年も宜しくお願い申し上げます。の続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (2)  | Trackbacks (0)

加藤正俊先生 逝かれる




加藤正俊先生 遺影

禅文化研究所の学術顧問をお願いしていた、花園大学名誉教授・加藤正俊先生が、去る9月8日夕刻4時48分、心不全により鬼籍に入られた。享年80だった。
先生は、昭和4年、京都府与謝郡加悦町にお生まれになり、花園大学を卒業後、立命館大学大学院日本史学科修士課程を修了。その後、禅文化研究所資料室勤務、花園大学教授を歴任され、退職後は、禅文化研究所学術顧問として、今日まで研究を続けてこられた。
専門は日本禅宗史である。
著書は、『近世禅林墨蹟』臨済編1・2(思文閣出版)、『白隠和尚年譜』(同)、『円相―禅の究極―』(毎日新聞社)など、禅宗史に関わるものから、書画解説の類のものが特に多数あり、また『国史大辞典』(吉川弘文館)や『禅学大辞典』(大修館書店)の辞書執筆にも関わられた。
その功績は膨大なものであり、今更ながら、この学術分野における第一人者を失ったことは残念でならない。

研究所の仕事上においても、我々に判読できない諸々の墨蹟の解読などを、気軽に引き受けてくださった先生である。
ご冥福をお祈りする次第である。

なお、葬儀は下記の通りの予定で行なわれる。
 通夜 9月10日 午後6時~
 葬儀 9月11日 午前11時~
いずれも、先生のご自坊の嵯峨嵐山の金剛院にて。
葬儀などについてのお問い合わせは、花園大学 企画広報課(tel 075-811-5189)まで。

by 管理者  at 10:00  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

お盆明け



ひつじ草

ご無沙汰をしております。夏季休業中はご迷惑をおかけいたしました。

さて、お盆休みが終わり、本日からお仕事を再開された方も多い事と存じます。
お盆には、ご家族揃ってご先祖様をお迎えになられましたでしょうか。
“今、ここ”を当たり前と思わず、日々感謝して生きるには、やはり連綿と受け継がれて来た命のリレーに思いをはせる時間が必要なのではないでしょうか。
-大いなるものに対し、手を合わせる心-というものを、忘れず生きていきたいものです。

今年も残るところ4ヶ月と少しですね。
まだまだ残暑厳しい毎日が続きますが、これから少しずつ訪れる秋の気配を見逃さぬよう、日々を楽しみましょう!

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

お盆の休暇

咲く花あれば散る花あり

本日より16日まで、夏季休業とさせていただきます(ブログもお休みします)。
この間にご注文いただきました書籍につきましては、順次休み明けに発送させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
それでは皆様、暑い日が続きますが、どうかご尊体ご自愛下さいませ。

禅文化研究所

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

2009  東京国際ブックフェア



東京国際ブックフェア


昨日より、東京のお台場ビッグサイトにおいて、東京国際ブックフェアが開催されています。
>12日、日曜日まで。
禅文化研究所は、昨年に続き本年も出展させていただいております。
お近くにお住いの方、この土日に東京近辺にいらっしゃる方、是非遊びにいらしてください。

約800社の出版社の本が一度に閲覧でき、しかも2~3割引でお買い求めいただけます。


東京国際ブックフェア
禅文化研究所のブース

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

図書の寄贈を受けました



寄贈された書籍

去る3月上旬に、妙心寺山内天祥院閑栖、釈浩堂師より図書の寄贈を受けました。主に和装本で25点131冊、内容は四書五経などの古典類が多数を占めています。また、今回ご寄贈いただいた図書には、釈師の学問の師である加藤恭道師(1881~1940)の旧蔵本も数点含まれています。

釈師は『晦堂集』(大心院、昭和16年)の編者として名前を載せておられますが、ご自身が専修学院に入学されてから加藤師が亡くなるまでの、約20年の長きにわたって親炙されていたとのことです。

加藤師は、大正より昭和初期にかけての臨済宗門を代表する学僧であり、妙心寺派普通学林中学部を卒業して、相国寺の橋本獨山老師の鉗鎚を喫し、また寺西乾山氏に師事して漢学を修め、宗旨に明るく且つ文字の使い方に練達した、詩偈の権威として認識されていたとのことです。同時代には、小畠文鼎師が相国寺長得院におられ、当時の宗学の双璧として、荻須純道師に言わせると、「『五山に小畠、妙心に加藤』とは何人と雖も異口同音に讃えた」方だったとのことです。

図書の寄贈を受けましたの続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

京都 臨済宗本山の桜



南禅寺_法堂
南禅寺 法堂と桜

禅文化研究所は、臨済宗黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)の事務局も兼ねています。
ですから、禅文化研究所のお仕事と、臨済宗黄檗宗関連のお仕事、どちらもさせていただいております。
本日(3/30)、臨黄ネットの広報活動として拝観寺院や美術館博物館でお配りしている“栞いろは歌”を納品する為、京都のいくつかの本山にでかけていました。
平日とはいえ春休み、そしてこの陽気のおかげで桜も種類によっては満開!という事で、京都中観光客でにぎわっていました。
おでかけの際のご参考までに、本山で撮った写真等をご紹介。

京都 臨済宗本山の桜の続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

禅文化研究所HP 読みものの紹介



ラウォ湖
写真 李建華 季刊『禅文化』より チベット ラウォ湖


禅文化研究所のホームページには、今まで発刊されてきた本の中から抜粋し、公開している文章があります。是非お時間のある時に、お好きな物を読んでみてください。
こちらから

今回は、季刊『禅文化』より、客員研究員の李建華氏の【川蔵北路を歩く(2)】を新たに掲載しました。
旅に出て自分の目で見るには難しいチベットの広大な風景、こと細かに旅の模様が綴られた旅行記を楽しんでいただけます。

チベットの人々

※写真の無断転載・利用はお控え下さい。


by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

弥勒仏はお酒を飲んだ? 実は布袋さんだった!

萬福寺 布袋さん
萬福寺の布袋さん -臨黄ネット-
より

日本の語録の訓注の仕事を続けていると、おもしろい説話に出くわすことが多い。これもその一つである。
「渠(かれ)は是れ真の弥勒、酒は元と米汁より成る。人に飲ましめて共に快楽、一酔、無生を悟る」。
これが、現在訓注している、愚堂東寔(ぐどうとうしょく)禅師の偈。しかも、婦人にあたえた引導の法語である。さて、この偈に注を付すのが、小生の仕事である。余程、中国文学に精通していないと、この偈の意味と典拠は分からないと思う。小生も、一読で分かるわけではない。いろいろな作業を踏んで調べて行くのである。

まず、「弥勒」と「米汁」とをキーワードに、パソコンのデータを駆使して検索する。すると、運敞(うんしょう)の『谷響集(こっこうしゅう)』巻3に、「弥勒仏好飲米汁」という項目があることが分かった。『谷響集』本文のデータはないので、すぐに、和本を見る。あった、あった。

弥勒仏はお酒を飲んだ? 実は布袋さんだった!の続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

萬福寺文華殿 秋期展の講演会

萬福寺

秋期展のテーマ『伝道布教最後の旅・・新黄檗の開立・・』にちなんだ講演会にて、弊所職員の能仁晃道が講演をさせていただきます。
秋の宇治を訪れる方は、是非黄檗宗本山、萬福寺に是非お立ち寄り下さい。

演題:『明僧渡来と本朝臨済禅の覚醒』
講師:兵庫松谷寺住職、禅文化研究所所員 能仁晃道禅師
日時:11月9日(日)午後2時より
場所: 黄龍閣別館 真空の間 受講料無料。参加自由ですが、電話予約が必要です。
    ※ただし、入山料と文華殿入館料(200円)が必要。

●萬福寺文華殿 TEL:0774-33-1199(専用)


by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

東京国際ブックフェア

TIBF1.jpg

先日、出張で久々に東京に行ってきた。八重州口に降り立ち、昨年出来たばかりの大きなツインタワーを見上げながら、東京は行くたびによく風景が変わるものだと感心する。のどかな田園に囲まれた寺を出て、約3時間後には大都会の真っただ中にいるわけだから、田舎者にとってはそのギャップは甚だしい。
午前中書店での営業を済ませ、午後に有明にある東京ビッグサイトに向かう。毎年7月にここで東京国際ブックフェアが開催されるが、今回のフェアに当研究所は初めて出展するのである。本日は出展者向けの説明会があり、分厚いマニュアルを手渡されスピーディーな説明を受けてきた。
小さな研究所が単独のブースを作り出展するのは少々冒険かもしれないが、書店、図書館、そして来場者の方々への当研究所の活動や出版物のアピールには格好の場になると思う。
どうか多くの方々のご来場をお待ちしたい。


第15回東京国際ブックフェア
会期 2008年7月10日(木)~13日(日)
会場 東京ビッグサイト

今回は人文社会系の出版社の出展は過去最大になるそうです。
このブログをご覧になって、ご関心のある方に招待券を進呈します。
禅文化研究所ホームページ左下「お問い合わせ」ボタンより、「東京国際ブックフェア招待券希望」と書いて、住所電話番号などご記入漏れの無いようにお申し込みください(但し数量に限りあり)。

TIBF2.jpg

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

永源寺を訪ねて

新緑の頃の永源寺山門

禅僧のことばのDVDシリーズ収録も、第一弾の予定は、残すところ大本山永源寺管長、篠原大雄老師だけとなった。 先日、その事前打ち合わせの為に、撮影監督の映像工房サンガの児玉氏とともに、冬の永源寺を訪れた。

永源寺派の本山である、瑞石山永源寺は滋賀県東近江市、名神高速八日市インターから車で約10分の山間にある。新緑の季節、あるいは紅葉の季節には、とても多くの拝観客が来られるこの永源寺ではあるが、この冬の時期には、附近の民間駐車場や土産物屋も閉ざされており、境内には文字通り人っ子一人見えない。

管長老師との約束の時間より少々早く到着したので、誰もいない山内を散策した。何度も永源寺には来たことがある私だが、この季節、そして人のいない境内を歩くのは初めてのことだった。
やはり禅寺はこうでないと……、きれいに掃き清められている上に、誰もいない深閑とした冷たい空気。
開山の寂室元光禅師は、この山紫水明な仙境をことのほか愛されたというのがわかるようである。
何度か兵火にかかり、伽藍は焼失して再建されているが、江戸期に建立された山門は美しく、文化財に指定されている。

永源寺を訪ねての続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

謹賀新年

ねずみ_西村惠信

雪舟等楊が備前宝福寺の小僧さんであった頃、和尚さんに叱られて本堂の柱に括りつけられたとき、涙で描いたネズミの絵があまりにもリアルであったので、和尚さん思わず「しっ、しっ」と追い払ったという話がありましたね。
私は子供の頃、お寝便して本堂床下の道具部屋に閉じ込められたとき、ふとこの話を思い出して真似してやろうとしたのですが、涙も枯れ果ててさっぱり絵にならなかったのです。そのうち師匠が心配して本堂にやってきて、扉の外から呼びかけたのですが、私はジッと黙って無言の抵抗をし続けました。すると和尚は驚いて鍵を外し扉を開こうとしたので、私は素早く飛んで出て難を逃れました。
あれからすでに七十年、そしてふとあの時描きたかったネズミの絵を今描いてみようと思ってこんなのを描いてみたのですが、さあ私の創作「窮鼠猫を噛む」、はたして師匠を驚かせ得たかどうか。どうぞ皆さん今年もひとつ、こんな気魄で一年を過ごしませんか。

所長 西村惠信

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (1)  | Trackbacks (0)

この一年、ありがとうございました

2007も暮れ行きますね

本日12/26より新春1/6まで、禅文化研究所は冬期休業に入らせていただきます。
この一年も、禅に関する事のみならず、職員のつれづれ日記のようなこのブログをご覧いただき、誠に有難うございました。感謝申し上げます。

この一年を振り返りますと、我が国日本は、あまりにも様々な事件が起こりすぎて、1つ1つを思い出すには心苦しいほどですが、それも全ては一人一人の「気」・「こころ」が原因となって、大きな問題へと発展しているように思われます。
『~の品格』という本がベストセラーとなるあたり、国民も何らか不安を抱き、このままではいけないと思う気持ちが確かにあるのでしょう。
禅文化研究所としては、初代所長の山田無文老師の著作にもあるように、改めて『自己をみつめる』事が必要なのではないかと考えます。
文明の発達した国の民が、社会の価値観、周りの価値観に囚われて、自己をみつめる事無く流されて生きた時、物質的には充たされていても、何だかわからないままに空虚感・喪失感を抱くのではないでしょうか。
日々常々、自己をみつめつつ、ものに囚われず、真摯に生きていきたいものだと思います。

さて、次回ブログ更新日は、1月7日となります。
少し間があきますが、どうかお忘れ無く、来年もご高覧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

年末年始休業について

年末年始のお知らせ

禅文化研究所は、12月26日から1月6日までを年末年始の休業といたします。
1月7日より通常通り業務を行ないます。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

なお、書籍等は25日14時までにご注文いただきましたら、年内に発送させていただきます。
お急ぎのご注文はお早めにお願い致します。

by 管理者  at 15:53  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

教育とは 季刊『禅文化』より

秋の実り

社会や家庭における様々な事件が連日報道され、人々の心の荒廃が浮き彫りになっている昨今。
「教育とは」という事を議論し、子供達のためにと考えぬいて「ゆとり教育」というものが実践されてまだ数年。しかしそれももう立ち返って見直される必要性に迫られているとか。

「生死事大、無常迅速、時人を待たず、謹んで放逸すること勿れ」。禅仏教は生死を第一番の大問題にとらえています。そして、その大問題に取り組むために、禅門には師弟間の厳しい教育が存在します。
禅文化研究所でも、この禅仏教がもつ教育方法や人生観をふまえた上で、禅と教育といったテーマで提言していかねばならないところです。
そこで今回、季刊『禅文化』206号には、職員Kの大学時代のゼミ担当教授で、教育哲学が専門であられる松田高志先生に、-教育の前提としての三つの「信」-をご寄稿いただきました。

松田高志先生は、以前に禅文化研究所の哲学研究会にも所属されており、研究所ともご縁が深く、次号以降にも御自身と禅との関わり、京都大学学生時代の居士会(智勝会/於:相国寺僧堂)などについてをお書きいただく予定となっております。
松田先生は、「あぁ、そうなんだ」…と、当たり前のようであってなかなか気付かない事に気付かせてくださいます。しかも、その真理をつく文章は、深く温かくやさしく、素直に心にストンと落ちてくるのです。
是非皆様にご紹介したく、ブログにてとりあげました。

以下、季刊『禅文化』206号より抜粋--

 そもそも教育は、親や教師が頑張れば頑張るほどうまくいかないということが少なくありません。逆に、とても教育(あるいは教師)とは思えないのに、子どもは生き生きと育つということがあります。これは、「教育の逆説」と言ってもよいものですが、特に今の時代は、そういうことが多いように思います。しかしそうであれば、教育としてどこに力を入れていいのか分からなくなります。
 これまで教育についていろいろ考えてきましたが、このような「教育の逆説」を受けとめると、結局教育のやり方よりも、教育以前の、教育の前提となるものが先ずもって大事なのではないか、という気がしてきました。それは、安心して力を入れていいものであり、それが満たされると教育はやりやすくなり、又力を入れてもいい教育(の方向)が見えてくるが、それが満たされないと、教育はやればやるほどおかしくなる、そういう前提です。そしてそういうものとして、少なくとも三つ位あるのではないか、と思うようになりました。それらは、いずれも「信」と言えるものですが、具体的には次のようなものです。…(以後は本誌にて)
-教育の前提としての三つの「信」- 松田高志(神戸女学院大学名誉教授)

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

西村惠信所長といく“禅と文化”の旅 ご案内

禅と文化の旅_秋

恒例の、【禅文化研究所 日帰りバスツアー】のお知らせです。
今回は、秋の奈良へ皆様をお連れしたいと思います。
非公開の禅の寺を見学したり、惠信先生のお話を拝聴し、共に学びましょう。
詳細は下記のとおりです。

日時    :平成19年11月9日(金) 午前9時~

集合場所 :JR京都駅八条口1階 観光バスプール脇コンコース(通路)

集合時間 :午前8時45分(同時に受付)

参加費   :お一人様 16,000円 (後援会員様は13,500円) 

募集人数 :先着40名(最少催行30名・店員に満たない場合、中止の場合あり)

申込方法 :こちらの申込フォームから

コース   :(9:00)京都駅八条口===(10:30)奈良:円照寺〔所長の講演〕
        ===(12:30)菊水楼(昼食)===(14:00)大和文華館
        ===(17:00頃)京都駅八条口
        ※時間はおおよその予定です。交通事情その他により変更となる場合があります。

西村惠信所長といく“禅と文化”の旅 ご案内の続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

研究所の蔵書

研究所の蔵書1

当研究所には、寄贈を受けたり購入したりした蔵書が相当数ある。近代以降の洋装本が主であるが、江戸時代を中心とする和装本もかなりの量にのぼる。

江戸時代の出版物は、当時の物価から考えても、かなり高価なものだったようだ。それにもかかわらず、さまざまな書物の出版がなされ、需要もあったことを考えると、江戸時代の文化水準ははなはだ高かったと感じざるを得ない。
 
明治以降あまり顧みられることのなくなった文献も、江戸時代の人はその価値を見抜き、苦労して出版した。そして実に丹念に読んでいる。

それは、行間の書き込みなどからもうかがえる。昔の学者の解釈には、現在の研究水準から見ても全く遜色ないものも多々ある。 

仕事上、これらの和装本のお世話になることが多い。江戸時代の出版者や学者の恩恵を肌身で感じる毎日である。

研究所の蔵書2


by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (4)  | Trackbacks (0)

お盆休み -夏期休暇のおしらせ-

お盆

本日、8月10日(金)より19日(日)まで、夏期休暇とさせていただきます。
この期間中に、オンラインショップより本をご注文いただきましたお客様には、誠に申し訳ございませんが、発送させていただくのが20日以降となります。ご了承下さいませ。

研究所職員には、禅宗の僧侶、その他在家の者もおります。
お坊さん達はこの猛暑の中、檀家さんのお参りなどで大忙し。この夏に何キロも痩せてしまう人も。
在家の者は在家の者で、家庭においてご先祖さまをお迎えする準備にかかります。
皆さんの地域では、どのようなお盆をお過ごしでしょう。
関東やその他では7月にお盆を終える地域もあるようですね。
地域の風習は違えど、ご先祖さまをお迎えする心は同じことでしょう。
また、御地の事など色々お聞かせ下さいね。

ブログは休暇中もいつもどおり発信(平日のみ)いたします!
ご高覧下さいませ。


by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

無文老師のことば

無文老師

仏教、禅のことを勉強したい。
禅ってなに? 仏教って?  信仰って?
本を読んでみたいけど何から読めば・・・。

なんとなぁく、仏教、あるいは禅のことに触れてみたいな・・・と思われた時、その時の行動が後々自分の行く末や考え方、人生を変えるきっかけになるかもしれません。
ですが、自分が何から手をつけたらいいかわからない・・・。
そんな時はまず、無文老師のことばを読んでみて下さい。
“良いもの”に出会って下さい。

「第一歩」として、研究所HPの「読む」の欄には、無文老師のお話を掲載しています。
非常にわかりやすく物事の真理をお話し下さるため、力強いことばながらもとても優しく暖かく、読み進めやすく、心にじーんと響きます。是非。

こちらからどうぞ
無文老師のことば

「わたくしは坐禅をするようになってから、坐禅こそ真のいのりであると思うようになった。絶対者の前に正しく自己をすわらせること・・・」
「甘いものを食べすぎると虫歯になるように、甘い教育を受けて育った人間は、精神的に虫ばまれてしまいます・・・」
「われわれの人生も永遠に途中であって、もうこれでいいという終点はないと思います。お互いの人格も、いかに修行をしてみても、もうこれでいいという終点はないでしょう」
「何もすることがないという人間などございません。人間は死ぬまで何かができる、何かを作っていかねばならん」

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

栞いろは歌「禅のことをもっと…」

栞いろは歌_ら 栞いろは歌_た

禅文化研究所は、「臨済宗・黄檗宗連合各派合議所(臨黄合議所)」の事務局も兼ねています。 例えば、浄土宗であれば、総本山知恩院といって、浄土宗をとりまとめる頂点ともいえる本山があるのをご存じですよね?

じつは、よくお尋ねになる方もおられますが、我が臨済宗・黄檗宗には総本山というものはありません。
臨済宗には大本山が14、黄檗宗には1つあり、あわせて15の本山があります。
しかしどこも同じ臨済禅の本山であり、修行僧(雲水)は別の本山の下にある道場においても修行することが認められていますし、各地方では、本山の異なるお寺同士でも密接におつき合いがあるということも少なくありません。
そこで、これらの本山の横の連携、つながりを持つ為に構成されているのがこの臨黄合議所なのです。

各本山についてはこちらから
臨済宗・黄檗宗本山
この、臨黄合議所の公式HPを、-臨黄ネット-といいます。いわば、臨済禅の公式サイトです。
禅宗寺院を訪れる皆様に、より広くこのサイトをお知りいただきたい、また、拝観した寺院にて、建物や庭の他に、より禅というものに触れていただきたいという思いから、各派本山と一部拝観寺院において、拝観された皆様に小さな栞をお配りしております。
この栞、一昨年の秋には「いろはにほへと ちりぬるを」の12種類であったものが、さらに「わかよたれそ つねならむ う」の12種類が加わり、全24種類となりました。
栞の裏には、それぞれの頭文字から始まる禅語とその説明が書かれています。
特に外国の方には珍しい写真が多いようで、わざわざこれが配られている事を目当てにお寺に訪れる方もいらっしゃるほどだそうです。
全て集めると、24種類の写真つきの禅語集のようになりますよ!
*この栞の写真は、写真家、水野克比古さん・水野歌夕さん・田口節さんらによるものです。

詳細についてはこちら。
栞いろは歌「禅のことをもっと…」

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)

西村惠信所長といく -禅と文化の旅-

吾唯知足

恒例の、【禅文化研究所 日帰りバスツアー】のお知らせです。

紅葉で混み合う京都を避け、今回は滋賀(甲賀・信楽)を訪れます。
京都と同じく歴史深い近江の里で、美しい自然と美術に触れ、禅の寺にて
西村惠信先生のお話を拝聴し、共に学びましょう。
詳細は下記のとおり。

西村惠信所長といく -禅と文化の旅-の続きを読む

by 管理者  at 07:30  | Permalink  | Comments (0)  | Trackbacks (0)