光悦寺

光悦寺の参道

光悦寺を訪れた。
茶庭のような境内と静かな佇まいが大好きで、年に何度か訪れる。
いつも変わらず、光悦の墓には白い菊が供えられている。
数年前までは、秋の紅葉の時季にも訪れる人はまばらで、穴場であった。
NHKで『宮本武蔵』が放映された折、本阿弥光悦が武蔵の人生に深く影響を与えた人物として出てきた。

「今までは、本当に光悦が好きな者か茶人、歴史好きしか来なかったのに、観光客が増えるかもなぁ…」と思っていたら案の定。

秋には駐車場に整備員までお出ましするようになった。

だが、真夏には貸切状態。一人でこの寺の静寂を思う存分味わった。

と、このように書きながら私も現在放映中の『功名が辻』を見て、ゆかりの地を訪れてみたりしているわけで、『武蔵』を見てから光悦寺を訪れるようになった人をとやかく言える立場ではない…。

(N.K Wrote)


全てが茶庭のような境内にある光悦垣

by admin  at 09:00
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