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韓国 -慶州の古墳-

慶州の古墳

韓国の慶州を日本に譬えるならば奈良に相当するだろう。
 
大卵から生まれた朴赫居世が新羅を建国したと伝えられるのが紀元前57年。それ以降、高麗に取って代わられる西暦935年まで、実に千年にわたって新羅の都であった。現在では典型的な地方都市だが、多くの古代遺跡が残っている点も奈良と同じである。

慶州を特徴づける景観として第一に挙げられるのは、各地に残る古墳であろう。これら新羅の古墳は、日本の物とも中国の物とも異なる、韓国独特の美しさを持っている。あたかも統計学で言うところの正規分布曲線(ベルカーブ)のように、地表からなだらかに立ち上がり、再びなだらかに地表に帰って行く。

新羅の古墳は5~6世紀頃、王権の伸長と揆を一にするように巨大化する。内部は木槨の上に大量の石を積み、外側に土をかぶせる。このため盗掘が困難で、新羅の豪華な黄金製副葬品の数々が、今日まで残されることとなった。
 
写真は慶州中心部の古墳の一つ。

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