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百日紅(さるすべり)

鮮紅色の百日紅
真夏の花というと、蓮・向日葵・朝顔と、この百日紅が代表格だ。 花に関する漢字は非常に蘊蓄(うんちく)がある。馬が酔う木と書いて「あせび」と読んだり、木の瓜と書いて「ぼけ」と読んだり…。その字から花の特徴がわかるようだ。

百日紅は夏の暑いさなか、百日も咲き続けるとも言われている。
『広辞苑』によると、

さる・すべり【猿滑・百日紅・紫薇花】(幹の皮が滑らかなので猿もすべるの意)
①ミソハギ科の落葉高木。中国南部の原産。幹は高さ数メートル。平滑でこぶが多く、淡褐色。葉は楕円形で四稜のある枝に対生。秋に紅葉する。夏から秋にかけて鮮紅色または白色の小花が群がり咲く。庭木としてわが国で古くから栽培。材は緻密で細工用。云々……

とある。幹の皮が滑らかなので猿もすべるとの意があるが、木登りの得意な動物なら他にもリスすべり、ネコすべり、ヒョウすべり、さらに人すべりとしても良かったのではないか?! だが考えてみるとやはり木登りの代表は猿かな?!とも思う。
炎天下でも鮮紅色や白色に開く百日紅を見ながら、「強い!」と感嘆しつつ、自分は自然と木陰に逃げ込む今日この頃です。

暑さに負けぬ花
白も美しく

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