Dec 03
2009
銀杏の絨毯
自坊の隣には神社があり、その神社の境内に植えられた銀杏の木が、毎年、この時期になると黄金色に色づいて美しい。
ただ、その落ち葉の大半は、自坊の参道に落ちてくるので、掃除が大変ではあるのだけれど。
普通の落葉樹の葉のようにからからに乾かず、じっとりと水を含んだ葉は、掃き集めるのも大変だし、集めた葉っぱを運ぶのも大変ではある。
だが、銀杏の木は水を多く含んでいるので、寺や神社の境内には、火事の時に水を噴くというような意味合いも兼ねてか、よく植えられるのだ。
ご存じのことと思うが、銀杏の木には雌雄があるらしく、雌雄が揃っていないとあの美味しいギンナンの実はできないらしい。
ギンナンの実は、木から落ちると強烈な匂いを発する。御堂筋に行くと、街路樹の銀杏に雌雄揃っているらしく、道路にギンナンの実が落ちて、それを車が踏み潰して散乱し、その強烈な匂いに圧倒される。雌雄の違いは、葉っぱの形によるという説もあるらしいが、科学的根拠はないようで、どうもはっきりしないらしい。これも不思議なことだと思う。
それにしてもギンナンは、なんであんな臭い匂いがするのだろうと思って調べてみた。
すると、落ちたあとに野生動物達に食べられてしまって、銀杏の子孫を残せなくならないように、動物が口にしたくないような匂いを発しているという説が有力らしい。ものすごい自然の摂理だ。
ギンナンは銀杏から落ちる実だけに、「胃腸」つながりだというふざけたことを書いているWEBも見えたが……。
あまりにも綺麗に銀杏の葉が落ちているので、愛犬を登場させてみた。まるで、銀杏の絨毯の上にいるようだった。
by admin at 07:30
うわあ~、か、かわいい…。かわいすぎます。
お名前は? お年は?
生き物にすごくヨワイ体質なんです。犬、猫、鳥、カエル、昆虫、ミジンコ、その他何でも可。現在飼っているのはフェレットとアカハライモリ。
つい最近、福井の御誕生寺の特製カレンダー「和尚 ニャンコと語る」をいただきましたが、毎日ながめてゴロニャンです。(^^)
またのご登場、お待ちいたしております。
カピパラさん、いつもコメントありがとうございます。
動物がお好きなんですね~。
愛犬の名前を書くのはおこがましいのですが、ウェルッシュ・コーギーで蘭(run)といいます。もう10歳になったお婆ちゃんです。
実はこのブログにも既に二度ほど出させていただいております。
>梅雨が明けない
>素晴らしい眺望の公園 -滋賀県野洲市-
可愛いですね~
丁度、私のお知りあいの京都のお寺の方に
「クルミ」ちやんという同じ犬を飼われている方が
見えますが・・・その方にブログご紹介させて頂いても構いませんか?
そこの犬も可愛いですよ~
マリーさん、コメントありがとうございます。
「ブログ禅」ぜひご紹介をお願いいたします。