Jul 07
2011
小暑 ―二十四節気―
小暑は、文字通りちょっと暑くなってきたころを示すわけですが、新暦旧暦が違うことに加えて、もう既に暑さのピークといった今日この頃です。
熱い風が吹いて、蓮が咲きはじめる頃でもあります。
暑さ対策をしたいところではありますが、全国的に節電を促されている状況ですし、エアコンをフル稼働といったことはできませんね。ただ、とくにご高齢の方々には無理しないでエアコンをかけ、涼しい部屋で過ごしていただきたいと思います。
どうしても昔気質の方々は、このくらいの暑さ、じっとして団扇でも煽っていれば大丈夫と我慢をなさる傾向にあるかと思います。でも尋常な暑さではないですから、無理をなさいませぬよう。
小暑になると暑中ですから、暑中見舞いが交わされ、お中元が飛び交う時節といったところでしょうか。
そういえば、私が子供の頃、当時は宅配便はなかったですが、郵便局のおじさんがお昼頃に自坊へ郵便配達に来られると、土間のある風通しのいい玄関の下段にどっかと腰をおろし汗を拭いて、鞄からお弁当を出して食べていかれていた記憶が、ぼんやりと浮かんできます。今はなき古き良き時代です。
それに比べ今どきの宅配便の人は暑いのに走って配達されていて、それどころではない様子です。酷暑の中を宅配の方々は本当にお疲れさまです。
さて、今夜は七夕でもありますね。今年は満天の星空が輝いて、東北の人たちを励ます光となればいいなと思います。
by admin at 07:30
涼しげな写真、、ありがとうございます。
古き良き時代、、、
時間がゆっくり流れていて良かったですね。
今は何だか急ぎ過ぎていて、、だから
少しの時間でも京都あたりにいると時間がゆっくり
過ぎているようで、、魅力的な街、、、
好きです、、、蓮の花も綺麗、、、
マリーさん、コメントをいただき、ありがとうございます。
時間の流れはずーっと一緒です。速い遅いはないはずなのに、我々の受け取り方で、その速さが変わるような気がするのは不思議ですね。「時は金なり」と言われます。
できるだけ速く移動して多くのことをするのが、経済的には優れているのだということだと思いますが、ゆったりと流れている時間を感じる方が、もっともっと贅沢なのに。どんどん人間として大切なことが失われていく気がしてなりません。