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禅文化研究所 メルマガVOL.5

◆ご挨拶

皆様こんにちは。禅文化研究所です。
お花見はどちらへおでかけになられましたでしょうか。
あまりに美しく、淡くはかない色で咲く桜の花は、美しさと共に切なさや不
安な気持ちを私に抱かせます。
幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学……。入学式と共にその花はいつ
も満開に咲き誇っており、新しい世界に踏み出す不安と同時にあったような
気がするからです。青々とした新緑の季節の方が好きなのは、ちょうどその
頃に新しい世界にも少し慣れてくるからでしょうか・・・。
皆さんにとって、桜はどのような思いを抱かせる花ですか?

桜といえば西行さんを思い出します。出家した身であるというのに、どうし
てこんなに桜の花の美しさに心動かされてしまうのか、釈迦入滅と同じ時期
に桜のもとにてその生涯を終えたいと願い、詠った西行さんです。

花に染む心のいかで残りけん 捨てはててきと思ふわが身に

ねがはくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ

それでは、禅文化研究所からのお知らせです。おつきあい下さい。

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☆新刊の御案内 『禅僧になったアメリカ人』
           ―トーマス・カーシュナー その半生記―

     四六判並製本・約432頁 予価1,680円(税込) 5月中旬発売予定

    人生の荷物はできるだけ少ない方がいい。
    自己をも捨てきれたら、他に願うことは何もない

日本に在住して40年近いアメリカ人の臨済宗禅僧トーマス・カーシュナー
師の自叙伝です。
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◆今号の注目本

『和顔』『愛護』―山田無文老師説話集―  各1,890円(税込) B6判並製

乾ききった土にいっぺんに水をやっても、なかなか浸透していきません。
何回かに分けてじっくり水をやると、じわりじわり、少しずつではあります
が、土は水を吸収していきます。
禅の本に興味はあるものの、難しそうな印象で、どの本を選べば良いのかわ
からずに尻込みしてしまう。そんな方にまず読んでいただきたい本です。
どの説話も約2~3ページで読みやすく、やさしい語り口調ではありますが
物事の真理が語られています。
乾いていた心に、じわりじわりと潤いと元気を与えてくれるような一冊です

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WEB版墨蹟展のお知らせ

禅文化研究所には、約400点の所蔵墨蹟があります。
WEB版墨蹟展では、順次そちらを公開して参ります。

新たに公開した墨蹟です。

○東嶺圓慈 『宝槌の図』
○蘭山正隆 『山花開似錦』

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◆コンテンツ「読む」の更新

トップページ上部にあります、コンテンツ「読む」の更新情報です。

○【戒律のはなし】佐々木閑(花園大学教授)
「戒律のはなし?なんだか難しそうで固そうな話だろう」と思われるかもし
れませんが、実は何ともおもしろい。お釈迦様の時代のお坊さん達も、痔に
悩んでいた?! はてさて、戒律の話とどう関係するのでしょう?!

○【聖域巡礼 ―私の目から見るチベット―】
              李建華(禅文化研究所客員研究員)
李さんのチベットレポート。
過酷なチベットの自然に挑みながら進む道程を、詳細に記録しています。こ
のような地だからこそチベット仏教が生まれ、いまだに人々は信仰心厚く心
豊かであるのがわかるような気がします。
息子さんである李叡君の素晴らしい写真と共にご覧頂けます。

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最後までご高覧いただき、誠に有難うございました。
花が終わっても、その後に出てくる若葉は、透き通るように美しく、生命の
息吹を感じさせます。秋に私達を楽しませてくれた紅葉も、今ちょうど新し
い芽を出し始めています。秋の紅葉後の枯木も、花が散った後の木も、同じ
ように芽をだす。これぞ春だと思うのです。それではまた・・・。
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