2006年06月15日
禅文化研究所 メルマガVOL.8
◆ご挨拶
皆様こんにちは。禅文化研究所です。
とうとう梅雨入りですね。と嫌そうに書いてはいけませんね。今年も変わり
無く、恵みの雨の季節が来た事に感謝し、喜ばねばなりません。
近年、この季節になると、東南アジア諸国へ旅した時の事を思い出すような
スコールのごとき雨が降り、温暖化で日本の気候が東南アジアのそれと同じ
ようになってしまうのではないかと少々心配になるのです。
また、この季節といえば、蒸し暑くなり、食中毒の季節でもあります。井戸
水で生活していた時代には、梅雨の間は生水を飲む事を避けたそうです。で
すから、茶の湯で使われる菓子も、水菓子ではなく、この時期に「葛焼き」
を用いたそうです。熱で殺菌!というわけですね。ぷるんとした葛のお菓子
に焼きが加わると、ほんのり香ばしく良い香りがして、上品な甘さが引き立
ちます。何の変哲も無い四角い葛のお菓子ですが、古人の智恵が生み出した
このお菓子、私は大好きです。
このお菓子に見られる、梅雨だから仕方なく・・・というよりも、梅雨だから
こそ・・・という考え方・発想は、便利な時代に生きている私たちも学ばねば
ならぬところだな・・・と思いました。
それでは、禅文化研究所からのお知らせにしばしおつきあい下さい。
by 管理者 at 16:43
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