白隠さん「布袋図」せんべい




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6月24日(日)まで名古屋の愛知県立美術館で行われている「魔術/美術 幻視の技術と内なる異界」展にいってきました。
美術館のHPやチラシなどにはあまり触れられていませんが白隠禅師の絵も以下の4点が展示されています。「吉田猿猴図」「寿老人図」「五位鷺図団扇」「布袋図」。

展覧会にお越しの方は、ぜひ美術館のミュージアムショップにもお立ち寄りくださいませ。白隠さんの「布袋図」をモチーフにした「愛知県美術館オリジナルせんべい」が売られています。

禅の布教のためにご尽力された白隠さんですからせんべいにされてお怒りになるとも思われませんが
いただくときに一瞬躊躇してしまうような気もしますね(笑)。
名古屋栄にある美術館です。お近くの方はぜひお立ち寄りくださいませ。

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せんべいの焼き印


開館20周年記念 愛知・岐阜・三重 三県立美術館協同企画No. 6
「魔術/美術 幻視の技術と内なる異界」展
会期:2012年4月13日(金)~6月24日(日)
会場:愛知県美術館 (愛知芸術文化センター10階)
開館時:10:00-18:00(金曜日は20時まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般・当日900円(前売・団体700円)
    高校・大学生当日600円(前売・団体400円)
    中学生以下無料

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仁徳天皇陵と堺市博物館 -大阪府堺市-

小学校の時に社会見学などで訪れた場所。当時はさほど興味なく、無理矢理な感が否めなかった場所なども、大人になってから再度とてつもなく興味を抱いたりする事がありませんか?

私の場合、小学生なりに埴輪や銅鐸に興味は持っていたのですが、その思いも薄れ、すっかり忘れていた今頃になって、古墳巡りをしたい思いに駆られています。

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そんな折、堺に訪れる機会がありましたので、まずは…と、仁徳天皇陵を拝みに。
堺市役所の21階展望ロビーからの眺め。
憧れはもっと上からあの“形”を拝む事ですが、それでもこんもりと茂った木々に覆われた、古代のやんごとなき人のお墓には、ロマンがありますね。
その昔、堺の港へと辿り着いた外国人がまず目にするのがこの仁徳天皇陵を中心とする古墳群で、横からみたそれはまるで要塞のごとく、日本の威勢をしらしめる事になったのでしょう。
本当に、想像をかき立てられますね。

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そしてもう一つ魅惑的な展観が。布好き、特に更紗好きにはたまらない珍しい展観です。堺市博物館の企画展、「和更紗-堺・京・長崎-」。
外から入ってきたものを、何でも日本風にして取り込んでしまう日本人のおおらかさ、豊かさに感心する事しきりなのでした。インドやインドネシアとはまた違う方法で染められた日本風の更紗。色も図柄もとても魅惑的でした。
展示数は少ないのですが、布好きな方には特にオススメします。
また、堺市博物館では、古墳時代からの堺の歴史などを時代ごとに垣間見られるような常設展示があり、少し足を延ばして訪れたこの町で、随分と楽しくお勉強させていただいた次第です。
皆様も是非!

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萬徳寺 -福井県小浜市-




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書院前から望む庭園


4月終わりに訪れました小浜市。
先日ご紹介しました神宮寺の次は、国指定の名勝庭園があります、萬徳寺です。
元は天台宗であったのが、室町時代に真言宗に改宗されたそうで、その後は小浜藩主の休憩所の役割も担った為、書院もどこか瀟洒な雰囲気、また、そちらから眺めるお庭の美しさは格別です。

金剛界曼荼羅を現すこの庭園、中央には真言密教の本尊、大日如来がおはし、そこを中心として広がるお庭の様子はまさに宇宙の真理を現すかのごとくなのでした。地形もうまく利用されていて、風景に溶け込んでいるかのようなお庭なのです。

おそらく現在は、若葉も青々とそれは眩いばかりで、つつじの花も美しく咲いている事でしょう。
季節ごとに愛でたくなるようなお庭で、個人的にいたく気に入りました。
小浜には、魅惑的な寺社ばかりです。次回につづきます。

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書院
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花見




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久松真一先生

久しぶりに親友たちを誘って御所の花見をした。桜の時期はとっくに終わっていたけれど、それでも花はあちこち咲いていて、おまけに雨が降っていたので、静かでほんとうにすばらしい午後だった。親友の一人は以前にも紹介した坐禅三昧の人だ。もう一人は深い学識を備えた宗教学者だ。私たちはただひたすら御所を歩いた。ものすごい緑だった。三昧氏は、景色をめでるというより、景色のなかに溶けてしまいそうだった。

歩きながら、ふと、以前に柳田静江先生から聞いた話を思い出した。妙心寺山内の春光院の離れに宗教学者の久松真一先生が住んでおられたころのことだ。久松先生は京大の教え子たちにも必ずお茶を点てて、もてなされたという。あるとき、茶室で何人かの生徒たちにお茶を点てられた。当時その一人で、とりわけ禅の修行に純一だった北原隆太郎先生が、お茶を取り込んで、まさに頂かれようとした時、久松先生が、「そのお茶を飲めますか」と言われたのだそうだ。咄嗟に窮した北原先生は、お茶を頭からかぶってしまった。久松先生は驚いたふうもなく、次客の学生にお茶を点てられたという。

真に窮する人は静かだ。三昧氏の傍らを歩きながら、当時の北原先生が一緒におられるような気がした。三昧氏は、別れるときに「以前と同じ、真っ暗です」と笑って、帰っていった。

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立夏 ―二十四節気―

まずはお詫び。今年の立夏は5月5日子供の日で既に過ぎ去っておりまして、5日もたってから、立夏のことを書くのも憚られますが、先日書いたように連休中には授戒会に行っておりましたため、うっかり失念しておりました。まぁ、次の小満がくるまでは立夏の最中だということで、お見逃し頂ければ幸いです。

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さて、はや立夏です。夏を感じる季節になりました。水田に水が張られると、今までひっそりしていた田んぼでは蛙の大合唱が始まります。水田の上を滑空するツバメの親たちは、せっせと虫を捕まえてきては、雛に与えています。また筍のおいしい季節でもありますね。

この水田の上を風がわたって、涼風がやってきます。毎朝通勤で走る水田の中の畔道を自転車で駆け抜けると、まるで湖面を滑るように走っているような気分にさえなり、心も清々しく感じます。
カラリと晴れた青空、そこに吹く一陣の風。風に吹かれながらも、その風といっしょになって、何かを考えることさえも忘れ、とらわれることもない。つねづね、そんなふうに、心を自由にして生きていけたらと思います。

禅語にも「薫風自南来」という言葉が禅語があります。こちらも読んで頂ければと思います。

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